日経新聞「Web刊」がスタート

街頭PR、広報部ページも
 日本経済新聞社は、これまでのネットサービスを発展させた本格的なネット新聞「日本経済新聞 電子版」(愛称:Web刊)をスタートした。購読者でなくても、会員登録を行うことで有料会員向けの記事も月間20本まで閲覧できるなど、無料会員向けサービスを充実させている。これまで産経新聞世界日報など先行他社が展開する電子新聞サービスとは違い、紙の新聞との併読時のみ割引(購読料にプラス1000円)、電子版のみの有料購読は4000円と割高感があるが、どのように発展させていくか業界の注目を集めそうだ。


日経電子版「Web刊」のトップページ

 同社は電子新聞について2008年夏、シャープの液晶テレビ「アクオス」を使用し「テレビで見る日経新聞」の公開技術実験を行うなど、開発を進めてきていたが、満を持しての登場となった。初日となった23日付朝刊では関連特集を「電子版特集面」として大きく取り上げているほか、「日経電子版広報部」と題したPRサイトをスタートさせたり、渋谷駅前や新宿駅前など街頭でパンフレットを配布するなど、PRにかなり力を入れている。


当日朝、日経電子版のパンフレットが街頭で配布されていた(23日朝、新宿駅西口前)

 1996年開始以来サービスを続けてきた「NIKKEI NET」などネットサービスを電子版に統合。有料会員は一部寄稿などを除き日経新聞の朝・夕刊の記事全文を読めるほか、スズキ会長兼社長の鈴木修氏など一流経済人による「経営者ブログ」といった電子版独自のコンテンツを用意している。

 現在は登録キャンペーンを行っており、4月30日までは無料で購読が可能。

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