ソフト開発会社のタオソフトウェアは26日、プログラミング知識が無くてもAndroid用アプリケーションを作成できるようにするサービス「ドロクリ」の試験運用を始めた。同社が用意するフレームワークに沿って画像などのコンテンツを登録するだけで、Androidアプリが自動生成される。試験運用中である現在、無償で利用可能だ。
「ドロクリ」で作成できるのは「アナログ時計」と「動画ビューワー」の2種類。いずれも、 Android用アプリケーションの作成に必要なプログラミングスキルなどは不要。用意されたフレームワークにアイコン画像や動画などをアップするだけで簡単に作成できる。さらにこのフレームワークはAndroid端末からも利用でき、特別な開発環境も不要だという。
同社は今後、試験運用中の利用者の反応を見て、無償のフレームワークを追加していく予定。作成したAndroidアプリはドロクリ内の「みんなのアプリ」で一覧確認でき、ダウンロードしてインストールすることもできる。
ただ、まだ開発中のサービスでもあり、
(1)アプリケーションパッケージ名が固定、Google Android Marketにはアップロード不可
(2)パッケージ名が固定のため、同じテンプレートから作った違うアプリも同じソフトとして認識され、2つ入れると上書きされる
(3)アプリケーションに付加される証明書が、DOROKURI専用の物
といった問題がある。これらは順次対応していく予定だという。情報は同社のブログや、Twitterアカウント(@dorokuri)でもアップされる。
タオソフトは、2007年11月のAndroid発表時から研究を開始。Androidに対し研究開発、市場調査に力を入れており、ブログ等での情報発信や、AndroidMarket上でのソフトウェア公開等を行っている。同社の代表的なアプリは、日付を常に表示する「tCalendar Widget」、西暦と和暦を変換する「年齢早見」といった無償アプリのほか、非通知や特定の電話番号からの着信を自動的に切断する「tCallBlocking」などの有償アプリがある。