電子書籍市場にも参入、アマゾン「Kindle」と対決へ

appleが27日に発表したタブレット端末「iPad」
米Appleは27日(アメリカ現地時間)、9.7型のマルチタッチ対応タブレット「iPad」を発表した。(同社サイトではビデオもアップされており、必見)Wi-FiモデルとWi-Fiと3G回線に対応したモデルの2種類が用意されており、価格は以下の通り。
| 16GB | 32GB | 64GB | |
| Wi-Fiモデル | 499ドル | 599ドル | 699ドル |
| Wi-Fi+3Gモデル | 629ドル | 729ドル | 829ドル |
iPadの発売は、Wi-Fiモデルが3月下旬、Wi-Fi+3Gモデルは4月で、日本でも、Wi-Fiモデルは3月下旬以降、Wi-Fi+3Gモデルについては6月以降になるという。
iPadのディスプレイは9.7インチのIPS液晶(LEDバックライト)採用のタッチパネル、解像度は1024×768。本体の大きさは縦24.3センチ、横19.0センチで、厚さは約1.3センチ、重さは約680グラムとなっている(Wi-Fi+3Gモデルは約730グラム)。プロセッサは1GHzで動作する「Apple A4 chip」を搭載し、バッテリ駆動時間は約10時間。対応言語は、英語/フランス語/ドイツ語/日本語/中国語など。ソフトウェアキーボードも日本語環境対応済みという。
また、iPhoneやiPod touchと同様、マルチタッチ操作はもちろん、ソフトウェアキーボード(QWERTY)を利用した文字入力も可能。iTunes Store/Mail/Mobile Safari、加速度センサ/電子コンパスなど搭載するなど、iPhoneに使い慣れたユーザーには分かりやすい。なお、残念なことにAdobe Flashには対応していない。
ぱっと見た目の印象は「大きくなったiPhone、iPod touch」だが、本機の大きな特徴しては、新たに追加された電子書籍用アプリ「iBooks」で、アップルが用意した「iBookstore」から電子書籍を購入可能になっている点だろう。米アマゾンのKindle(キンドル)がリードしてきた電子書籍市場に参入したアップルが、どこまでシェアを伸ばしてくるのか注目したいところだ。

appleが27日に発表したタブレット端末「iPad」の電子書籍アプリ「iBooks」。電子書籍はめくるように読めるようだ。
「魔法のような端末」として発表されたiPadだが、未だにAdobe Flashに未対応なのは残念なところだ。現在はWebサイトはかなり多くがFlashを採用したものとなっているため、閲覧に制限がかかることになる。また、これだけの大きさでありながら、USBポートを備えず、マルチタスク機能も無いようだ。 ただ、「Adobe Flash Professional CS5」でiPhone用Flashアプリを開発できるようになっており、Adobe社が同製品をiPadに対応させると発表。どうやらFlashアプリは動くことになりそうだ。